ノストラダムスの真解釈 未来からの最終警告
未来研究家 アサリ二世
これらの詩を読む人々
かれらに充分成長した心で考えさせたまえ
神聖をけがすことなからしめたまえ
そして無知な人々を研究にひきよせ
すべての占星術者 おろかもの
異邦の人々をひきよせたまえ
さもないと その行為は神聖なるものの
おきてにしたがって 災いをくだされよう
諸世紀―おろかな批評家にささげる詩
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
まえがき
すべての宗教、宗派の相互理解を目指し、出来るだけ多くの種類の宗教教典や預言を使って「真・立正安国論 未来からの最終警告」は書かかれました。書きたい ことはすべて書いたつもりでしたが、できるだけ多くの教典や預言を使用したことで『色々なものを寄せ集めて話をでっち上げたのではないか』という意見もいただきました。
また、ノストラダムスの解説が不充分だったため、『ノストラダムスについてもっと知りたい』という意見もいただきました。そこでノストラダムスに関して、筆者の分かるかぎりの解説はしておこうと思い、本書の出筆を始めました。
なお、ノストラダムスの預言を解読すると、おどろおどろしい地獄絵図、未来絵図が出現しますが、これはあくまで警告であり、脅迫なのです、もしこうしなければこうなるぞという。
遅かれ早かれ諸君は見るであろう大異変が発生するのを
血も凍る恐怖 そして復讐
月がそのように天使にみちびかれると
天は天秤座に近づくから
諸世紀1−56
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
注 一部の詩は原文に忠実に修正
預 言を与えた者たちは、そんな未来を変更しすばらしい未来を共に築きたかったからこそ、このような警告、脅迫を我々に与えたのです。本当は彼らとてそんなお どろおどろしい預言など与えたくなかった、光輝く希望のみを与えたかったのです。宗教や預言の本質が、やはり我々に内在する光、希望そして無限の力である ように。
第一章 スペースコロニー人口削減計画
ま もなくこの地球に大疫病が発生し、その疫病はあまりにも凄まじく、飢饉と第三次世界大戦を誘発する。そして地球人の三分の二以上が死滅した時、親切な宇宙 人が我々を助けてくれる、食糧と石油を持って、もちろん特効薬も持って。しかし、生き残った者全員が、救われるわけではない。
彼らにとって利用価値のある者のみに本物の特効薬が投与され、利用価値のない者には偽の特効薬が与えられ見殺しにされるのである。結局、生き残るものは、四分の一くらいである。
さらに、彼らは彼らの支配体制が整うと我々を奴隷のように扱うのだ。
我々はこれを阻止しなければならない。いたずらに破局を煽るのはよくありませんが、警告と受け止めれば、それは地球人の行動と心の持ち方で阻止できるのである。さらに、そのための仕組みがすでに張り巡らされているのだ。
彼 らはどこから来たのだろうか。銀河の果てにとある惑星があった。その惑星は病んでいた。『このままではこの惑星は滅んでしまう』と考えたその惑星の影の指 導者はある計画を立てたのである。すなわち『一部の優れた人類のみを宇宙基地、スペースコロニーと呼ばれる宇宙ステーションに避難させ、キラー衛星で地上 に残された人々を焼き殺した後、彼らだけでその惑星を独占する』といったものであった。
まさに人口削減、、最後の審判計画、ノアの箱船計画、空中携挙計画であった。ここから彼らのことを陰謀者と呼ぶことにする。
そ してこの計画は実行された。しかしそううまくは行かなかった。宇宙から攻撃した兵器はクリーンなものだったが、地上に残された人々が全面核戦争を始めてし まったのだ。あまりにも多くの核を使用したがために、大地震の果てにポールシフト(極移動)が起こり極地方の氷が溶け、水が地表を覆ってしまう。さらに核 戦争により巻き上げられた粉塵が太陽光線を遮断してしまった。いわゆる核の冬である。その惑星は真っ白なアイスボールになってしまった。陰謀者は、自らの 手でエデンの園を破壊してしまったのである。そして彼らは宇宙基地、宇宙ステーションの中で後悔と絶望の内に死んでいった。失楽園であった。
しかし彼らの子孫は第二の故郷となる惑星を求めて不毛の宇宙を放ろうする、実に1000年以上も。この1000年間、1000年王国の間にバイオテクノロジーによる永遠の生命を開発したものの、彼らの体はすっかり宇宙人になってしまった。
そしてとうとう彼らは開発したのだ、彼らの祖先が破壊した惑星を復活させる方法を。それは実に意外なものだった。その方法とはタイムマシンであった。
時間とは空間であった。ビッグバンの爆発により宇宙は膨張している。我々の宇宙自体が光り以上のスピードでその中心点からはなれているのだ。光速を越える乗り物に乗れば、我々の時間の世界から脱出し過去にも未来にも行けるのである。
彼らは、光速を越える乗り物、UFOを開発し、とうとう彼らの祖先が破壊した惑星、地球に帰って来たのだ。その惑星とは我々のこの地球だったのだ。
そして彼らは1999年から始まったコロニー人口削減計画を阻止し、疫病をばらまき、地球を乗っ取り、地球人を奴隷にしてしまったのだ。彼らこそ悪魔、悪魔的未来人だったのである。
『これはいくらなんでも酷すぎる』と思ってくれた未来人が少数だがいた。そこで彼らは我々に先行する時間の世界でこれらのことを警告した。しかし地球人はこれ を受け入れず、追い返されてしまった。そこでかれらは地球人を教育することにした。彼らは人間の教育役、天使に、天使的未来人になったのである。彼らは 我々を飛び越え6000年前にさかのぼり、宗教と預言を残した。そして時が来たら宗教や預言の本当の意味が分かるように仕組んでおいた。
なぜ、彼らは我々地球人を助けに来てくれたのであろうか。それは我々は神々だからである。我々は神々なのだ。この宇宙を創造した唯一の神は人間になってし まったのである。火で焼かれたあの日、悪魔に奴隷にされたあの日、祈ったじゃないですか、『誰か助けてくれる人が欲しい』と。だから彼らは時空を飛び越え 我々を助けるために帰ってきてくれたのだ。これを未来人福音説(未来人侵略説)と呼ぶ。
常識人にとってはあまりにSFとしか思えない話であるが、実はこの話が預言には封印されていたのだ。まずこの説のコロニー人口削減計画の部分を、この章では証明していくことにする。
オーシュ レクトゥール ミランドのすぐ近くで
三晩つづけて空から大火が降るだろう
原因はまさに驚嘆すべきもので
そのすぐ後で大地が震えおののくだろう
諸世紀1-46
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
夜明け 凄まじい火を見るだろう
轟音 閃光が北の方へひろがる
地球上 死 断末魔の叫びに満ち
武器 業火 飢饉の道で死が待ち伏せする
諸世紀2-91
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
地上で、空から金色の光が見られ
高いところからの衝撃で驚くべきことが起こる
人類の大殺戮、子孫は連れ去られ、
期待する者たちは死に、誇り高き者たちは死をまぬがれるだろう
諸世紀2−92
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
火は宮廷に天から落ちてきて
火星の光が輝きを消すときに
大いなる戦いが七ヵ月もつづき 人は魔力で死に
ルーエンとエウレックは 王に負けないだろう
諸世紀4-100
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
ノストラダムスの大預言には『火』、『空から火が降』ることを暗示するものが多い。かつて実際に空から火が降り注いだ。キラー衛星からの攻撃があったのだ。
飛んでいる火による陰謀で
とらえられた首長を大いにわずらわし
その中で大いにあばれ
とらわれた人は絶望のうちにある
諸世紀6−34
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
それはまさに『飛んでいる火による陰謀』であった。人口、食料問題、エネルギー問題、環境問題、宗教イデオロギー問題、国際紛争、、、、、、。このままでは地球は滅んでしまう。そう考えた世界の影の指導者はある計画を立てたのである。
彼は月のすみに入ってきて
とらわれるところに、そして未知の国へ
緑の実は不秩序にならび
人が称賛して恥に入る
諸世紀9−65
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「彼は月のすみ(月面基地や宇宙ステーション)に入ってきて (陰謀が失敗して)とらわれるところに、そして未知の国(未知の宇宙空間)へ」。
そ こで『緑の果実』、地球独占計画、コロニー人口削減計画を実行したのだ。すなわち宇宙から地上に残された人々を焼き殺した後、彼らだけで地球を独占する計画で あった。彼らはあのアダムとイブが食べたとされる禁断の果実に手を出してしまったのだ。当然、地球を出る時は、大規模な式典が開かれ世界の人々に『賞賛』 を受けたのだが。「緑の実は不秩序にならび 人が称賛して恥に入」ったのである。
攻撃の前に演説がある
ミラノ 待ち伏せにだまされ 鷲につかまる
古い城壁は大砲で破られる
火と血の海 助命にありつける者はほとんどいない
諸世紀3-37
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(宇 宙からの)攻撃の前に(宇宙開発を祝う式典で)演説がある ミラノ(地上の人々は、) 待ち伏せにだまされ 鷲につかまる」。この『鷲』はこの陰謀を実行する中心になった国家を暗示している。その国家のシンボルは白頭鷲である。スペースシャトル計画、スペースコ ロニー計画、SDI計画を推進してきた国である。
ここでミラノという地名が出てくるが、その地名にまどわされてはならない。地名にはなんらかの象徴が含まれているにしても、それは地球、宇宙ステーションなどの比喩にすぎない。それは『寺』『神殿』『宮廷』『城』『木』なども同じである。
地名については、解説が必要なもののみ解説するものとする。
では次の『城壁』とはなんであろうか。城壁とは城や都市を防衛するために設けられた壁である。城壁とは地球の防衛網のことだったのである。
「古い(歴史の)城壁(地球の防衛網)は大砲(宇宙からの攻撃)で破られる 火と血の海 助命にありつける者はほとんどいない」。
腹を切って 二つの頭が生まれ
四つの腕が生まれ 数年生きるだろう
鷲座が祝宴をするその日
フォーサン チューリン フェララの主(chef Ferrare)は走り去るだろう
諸世紀1―58
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「鷲座(アメリカ)が(宇宙開発の)祝宴をするその日 フォーサン チューリン フェララの主(chef Ferrare)は走り去るだろう」。原文を見ると、フェララの主は首謀者フェララ(chef Ferrare)と記されている。アメリカが宇宙開発の祝宴をしたその日、○○フェラーを首謀者とする陰謀者たちは、宇宙に走り去っていったのだ。
祝典の花のしたで危険な通行が
父の死後生まれた王子は軍を進め
荷物はヒレネー山を越えて
侯爵はパーピニアンからテンデにはしる
諸世紀10−11
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(宇宙開発の)祝典の花のしたで危険な通行(コロニー人口削減計画)が」。この詩の一行目の『祝典の花』も宇宙開発を祝うお祭り騒ぎについて書かれている。地上の人々はその計画の影に隠された『危険な通行』にはまったく気づかなかった。
指導者は多くの人を率いて
天から離れてなれない風俗と言葉で
5000ものクレテ(Creat)とテサリー(tessale)とに
指導者は逃れ 海上の一角に安住するだろう
諸世紀1−98
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
『クレテ』は文字を置き換えるとcratere(クレーター)となり、月のクレーターを暗示している。テサリーは、文字を置き換えると、shattleとなり、shuttle(シャトル)を暗示している。
「指導者は多くの人を率いて 天から離れてなれない風俗と言葉で 5000ものクレテ(クレーター)とテサリー(シャトル)とに 指導者は逃れ (宇宙の)海上の一角に安住するだろう」。
彼らは、クレーターの中の月面基地やスペースコロニー避難したようである。
新しい船が航海をし
入った場所に帝国をうつし
ボーケル アーレスは人質をまもり
かれらの近くでかたい岩石の二つの杭(colomnes)をみつけるつ
諸世紀10−93
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
涙せよミラノ 泣けルッカよ フィレンツェよ
汝の偉大なる大公が馬車に乗りこむ時
座所を替えようと それは ベニス近くへ進出する
その時ローマではコロナ一(Colonee)に変化が生じよう
諸世紀10−64
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
パール カール ネルサフ 大いなる不協和音のうちに滅亡へ
いずれも選ばれることなし
ネルサフは国民の愛と調和にめぐまれ
フェルラーラ コロンナ(Collonne) 大いなる保護
諸世紀8―67
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
アヴェンティーノの丘から声が聞こえる
行け 行け 両側の者ども全員だ
怒りは赤き者どもの血で鎮められよう
リミニとプラートより コロンナ(Columna)が逐放される
諸世紀9−2
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
大河の近くで大きな穴をほり
十五の部分に水は分けられ
都市は火 剣 血 叫び 戦乱で
大部分はコロセウム(collisee)に従う
諸世紀4−80
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
上の『杭(colomnes)』『コローナ(Colonee)』『コロンナ(Collonne)』『コロンナ(Columna)』『コロセウム(collisee)』なども、ずばりスペースコロニーを暗示しているようである。
鉄の魚の中で便りが閉じられるとき
彼はでていき そのあと戦いが起きる
そして海で自分の艦隊をつくり
ローマの近くで 備えるだろう
諸世紀2-5
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「鉄の魚の中で便り(通信)が閉じられるとき 彼は(地球から)でていき そのあと戦いが起きる そして(宇宙の)海で自分の艦隊をつくり ローマ(地球)の近くで 備えるだろう」。
こ の鉄の魚とは、宇宙船、スペースコロニーの譬えである。この鉄の魚とは聖書のヨナ書と関係があるようだ。ヨナは神の命に背いて海に逃げていくが、海に投げ 捨てられて魚の中で三日三晩を過ごした後、神の預言者となり破局をニネベの人々に警告に向かう。これは彼らの子孫が神の使徒になることを暗示している。また原始キリスト教のシンボルも魚であった。魚とは、イエス・キリストのシンボルでもあるのだ。
短剣とともに来るのは悲鳴 涙 鳴咽
彼らは逃げるふりをして 最後の攻撃を仕掛ける
大庭園の周辺に高い舞台を設け
生き物は撃退され ただちに殺される
諸世紀10-82
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「短剣(戦い)とともに来るのは悲鳴 涙 鳴咽 彼らは(地球から)逃げるふりをして 最後の攻撃を仕掛ける 大庭園(地球)の周辺に高い舞台(スペースコロニー)を設け 生き物は撃退され ただちに殺される」。
軍はしばらく空中で戦い
木は都市のまん中にたおれ
害鳥 かさぶた 剣 燃えさしが顔に
君主アドリーがたおれるときに
諸世紀3−11
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「軍はしばらく空中で戦い 木(地球)は都市のまん中にたおれ 害鳥 かさぶた 剣 燃えさしが顔に」。これは、宇宙からの攻撃を受けた地上の悲惨さを歌った詩である。
包囲された町で男も女も城壁をみて
敵の統治者は降参する用意もなく
風は兵隊にむかって吹き
かれらは石灰やちり 燃え殻をすてるだろう
諸世紀4-52
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「包囲された町で男も女も城壁(地球の防衛網)をみて 敵の統治者(陰謀者)は降参する用意もなく (爆)風は兵隊にむかって吹き かれらは石灰やちり 燃え殻をすてるだろう」。
もちろん『石灰』『ちり』『燃え殻』とは宇宙からの攻撃の比喩である。
反芻動物の牧場で
草原の内部にそれらをみちびき
兵はかくれて 武器は騒音をだす
自由都市の近くでこころみられる
諸世紀10−13
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「反 芻動物(羊)の牧場で 草原(地球)の内部にそれらをみちびき 兵(陰謀者)は(スペースコロニーに)かくれて 武器(キラー衛星)は騒音をだす 自由都 市の近くでこころみられる」。羊のように罪のない人々を地球内に残し、陰謀者はスペースコロニーにかくれ、突然、キラー衛星が火を吹いたのである。
弓矢 火 燃える松脂に撃退され
悲鳴 絶叫が真夜中に聞こえてくる
彼らは破れた防壁をくぐって侵入する
裏切者は地下道にもぐって逃走する
諸世紀2-77
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「弓 矢 火 燃える松脂(宇宙からの攻撃)に撃退され 悲鳴 絶叫が真夜中に聞こえてくる 彼らは破れた防壁(地球の防衛網の裂け目)をくぐって侵入する」。 彼らは、地球の防衛網の裂け目をすり抜けて攻撃してきたのだ。誰も宇宙から攻撃してくるとは思ってもみなかった、、当然それに対抗する兵器など持っていな いのである。「裏切者(陰謀者)は地下道にもぐって逃走」したのだ。その後の研究で判明したのだが、陰謀者のすべてが、宇宙に避難したのではないようであ る。裏切者である陰謀者は宇宙へ、そして別働隊は、地下道を通って最強の核シェルターへと避難していったのである。
海の艦隊 軍団が燃やすだろう
石灰 マグネシア 硫黄 ピッチ
安全な場所で長い休息
セリンの港 モナコは火に焼きつくされるだろう
諸世紀4-23
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(宇宙の)海の艦隊 軍団が燃やすだろう 石灰 マグネシア 硫黄 ピッチ(宇宙からの攻撃) (その間、彼らは)安全な場所で長い休息」。スペースコロニーは、宇宙に造られた核シェルターであった、、まさに安全な場所で ある。「セリンの港 モナコは火に焼きつくされるだろう」。港は火に焼き尽くされた。
戦闘と海戦ののち
最上のせん塔に海神がのぼり
赤い反逆者が恐れでしだいに青くなり
恐怖でおののくだろう
諸世紀3−1
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「戦闘と海戦ののち 最上のせん塔に海神(陰謀者)がのぼり」。せん塔とは高い所すなわち宇宙の譬えである。神を越えようと塔、天に上った聖書のバベルの塔の話もまたこの譬えである。
「赤い反逆者(ロシア)が恐れでしだいに青くなり 恐怖でおののくだろう」
赤とはかつて赤かった国、旧ソ連、ロシアである。ロシアは宇宙からの攻撃で青くなり、恐怖でおののいたのだ。
集められた軍隊はロシアからきて
老侯爵は町を破壊し
さびれたローマニアを見るだろう
あとで大きな炎を消すことができないだろう
諸世紀4-82
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「集められた軍隊はロシアからきて 老侯爵は町を破壊し さびれたローマニアを見るだろう」。とうとうロシア軍が動き出し、町を破壊し、世界をさびれた廃墟にしてしまう。
「あとで大きな炎を消すことができない」ほどその戦火を広げてしまった。
赤い人に反抗して各派は人をあつめ
火 水 鉄 綱 平和によりそれは破壊され
共謀する人々は死に
一人をのぞいて世界を破滅させる
諸世紀9−51
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「赤い人(ロシア)に反抗して各派は人をあつめ」、全面戦争に突入していった。
海戦の司令官のこと
赤き者 抑えがきかず 峻厳 恐るべき喧嘩
捕虜、鞍にまたがる年長者から逃れ
時に大いなるアグリッパが息子を産す
諸世紀 6−91
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(宇宙)海戦の司令官のこと 赤き者(ロシアの)抑えがきかず 峻厳 恐るべき喧嘩」。とうとう恐るべき喧嘩、ハルマゲドンを始めてしまったのだ。9−51の詩に「一人をのぞいて世界を破滅させる」とあるように、ほんの一握りの人間をのぞいて世界を破滅させた。
人口稠密の土地が 無人の荒野と化すだろう
土地の奪い合いで深刻な不和が
思慮分別に欠ける者どもの手に渡る王国
やがて有為なる兄弟に死と軋轢が
諸世紀2-95
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「人口稠密の土地(地球)が 無人の荒野と化」した。しかし誤算は地上での全面戦争だけではなかった。宇宙から攻撃した兵器は中性子爆弾、電磁波などのクリーンなものであったが、地球で使われた核兵器はそうではなかった。
地震は五月に起こり
土星 流星塵 木星 水星は牡牛座に
金星もおなじく かに座 火星はゼロに
そこで卵より大きい雹がふるだろう
諸世紀10-67
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
王は孤独にとりのこされ
ヘブルス川近くで一緒に集まって
ピレネー山は彼をやさしくつつむ
五月に地震があるときに
諸世紀6−88
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
大砲で地震が起き
キャシック.セント.ジョージは なかば胸におさめ
戦いは眠れる平和をよびさまし
復活祭に大きな穴が神殿にあく
諸世紀9−31
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
オーシュ レクトゥール ミランドのすぐ近くで
三晩つづけて空から大火が降るだろう
原因はまさに驚嘆すべきもので
そのすぐ後で大地が震えおののくだろう
諸世紀1-46
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「地震は五月に起こり」「大砲で地震が起き」たのだ。「その(空からの大火の)すぐ後で大地が震えおのの」いたのだ。核戦争の影響で大地震が起こってしまったのだ。いやそれは地震というにはあまりにも、、、、、。
火は燃え残り 死人は隠され
球体はひどくぶるぶるふるえている
夜に艦隊は町に対して攻撃し
町は火の海になり
敵はそれで都合よくなるだろう
諸世紀5−8
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「夜に艦隊は町(地球)に対して攻撃し 町(地球)は火の海になり 敵はそれで都合よくなるだろう」。「(核戦争の)火は燃え残り 死人は隠され 球体(地球)はひどくぶるぶるふるえている」。
我々は核戦争で自分が死んでいたことさえ知らなかったのである。まさに、「死人は隠され」である。しかし確かに元の時間の世界では、核戦争の火は燃え残り、地球は、ぶるぶる震えたのだ。
イエスもこれをこう表現している。
しかし、その時起こる艱難の後、
たちまち日は暗くなり、月はその光をはなつのをやめ、
星は空から落ち、
天体は揺り動かされるであろう。
そのとき人の子のしるしが天に現れるであろう。
聖書 マタイによる福音書 24章
地殻変動の末、とうとう地軸がずれてしまったのだ。ポールシフトであった。地軸がずれ極地方の氷はとけ、その時降った大量の雨といっしょになって地表を水が覆ってしまった。
イエロンが船を造らせる場所で
突然の大洪水が起きるだろう
あまりの凄まじさに攻撃する場所も土地も失ってしまう
水はオリンポス山 フィエーゾレにまで達する
諸世紀8―16
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「イエロンが船(スペースシャトル・スペースコロニー)を造らせる場所で 突然の大洪水が起きるだろう あまりの凄まじさに攻撃する場所も土地も失ってしまう 水はオリンポス山 フィエーゾレにまで達する」。イエロンとはギリシア神話で、黄金の羊毛を求めて、艦隊を率い旅立って行った人物である。これは彼らの 子孫が後に、黄金の羊(イエス)と伴に帰ってくることの暗示である。
北風が包囲襲撃をめざめさせ
かれらは 灰 石灰 ちりをなげ
雨でみずからおとしあなにはいるとき
まわりに対抗する最後の助けとなる
諸世紀9−99
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「かれら(陰謀者)は 灰 石灰 ちり(宇宙からの攻撃)をなげ 雨でみずからおとしあなにはい」ったのだ。
これは序文のシーザーへの手紙にも書かれている。
しかしながら世界は宇宙的な災害が近づくにつれて水が覆ってしまい、
大地そのものがなくなり、多くの大洪水や侵食で溢れてしまう
これらの浸水いがいには、そのあいまに、ある一定の地域で降雨によって、
さらに熱せられて白くなった灰によって被害を受け、
なにも残らず、滅びることとなるであろう。
諸世紀序文 わが息子シーザー・ノストラダムスへの手紙
「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修
『浸水』『降雨』『さらに熱せられて白くなった灰』である。その灰が地球を覆い、太陽光線を遮断してしまった。いわゆる核の冬である。
太陽が牡牛座の二十番目にあるとき
大地は激しくふるえ
満員の大劇場は破壊し
大気 天 地は暗くにごり
不信心者は神をよび聖人をよぶだろう
諸世紀9-83
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
地球とは、人々が喜怒哀楽を演じてきた大劇場であった。「太陽が牡牛座の二十番目にあるとき (ポールシフトで)大地は激しくふるえ 満員の大劇場(地球)は破壊し (巻き上げられた粉塵で)大気 天 地は暗くにごり 不信心者は神をよび聖人をよ」んだ。
大地と大気は冷えていく 大きな水もいっしょに
恐れの木曜日が訪れるとき
そしてもう晴れることはなくなる
四つの場所からそれらはひろがり、
その日は胸にきざまれる日となろう
諸世紀10−71
「ノストラダムスの遺言書」 ダニエルルゾ−著 流智明 監修
「大地と大気は冷えていく (地球を覆った)大きな水もいっしょに」。核の冬は数年で終わる。核の冬が開けて、そこにあったものは、真白なアイスボールであった。
対象ゆえに片目が異様に腫れあがり
はげしく燃えるがゆえに雪が降るだろう
潤された野原が縮みはじめるだろう
レッジョで霊長類が息絶えるとき
諸世紀10−70
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
『片目』とは何であろうか。陰謀者の組織をフリーメーソン・イルミナティと言うのだが、なんとその組織のシンボルマークは、目なのである。ピラミッドの頂点に輝く神の目である。なんとこのマークは、アメリカの1ドル紙幣に描かれているのだ。目とは陰謀者のことである。
「対象ゆえに片目(をシンボルとする陰謀者)が異様に腫れあがり (核戦争で)はげしく燃えるがゆえに(核の冬となり)雪が降るだろう」
日の没する少しまえ
戦いがあり 多くの人はとまどう
失敗して港町は応答なく
橋や墓は二つの不思議な場所となるだろう
諸世紀1-37
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「日の没する少しまえ 戦い(核戦争)があり 多くの人はとまどう 失敗して港町(地球)は応答なく」。地下に残してきた別働隊に連絡を取ったのだが、その応答もなく、彼らは失敗して帰る『港町』まで破壊してしまったのである。
大損害の報告がもたらされる
その報告が陣営を驚愕させる
それら反乱に対して隊列が組まれ
二重の密集軍が貴人を見捨てるだろう
諸世紀4-13
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(地上の)大損害の報告がもたらされる その報告が(宇宙にいる)陣営を驚愕させ」た。
「それら反乱に対して隊列が組まれ 二重の密集軍が貴人を見捨てるだろう」。とうとう反乱まで起こったようである。
私はニース モナコ ピサ ジェノアをなげき悲しみ
サボナ シェナ コプア モデナ マルタは
かれらのうえに血と剣が新年におくられ
火 地震 水 不幸な結果が
諸世紀10-60
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
まさに、『火』→『地震』→『水』→『不幸な結果』であった。
放火犯は自分でつけた火でとらえられ
天の火はタルタスとコミンジで落ち
フォアクス オーチ マザレで老いた人は逃れ
ヘッセ サクソニー チューリンゲンの人によって
諸世紀5-100
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
天の火は落ち、「放火犯(陰謀者)は自分でつけた火で(宇宙に)とらえられ」たのだ。
世界は無政府状態になり
だれかに平和をゆだねることもできず
平和がつづくこともなく たゆとう小舟のごとし
ついには 大いなる傷をみずからの内に築くだろう
諸世紀1-4
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
世界はまさに『たゆとう小舟』のごとしである。ノアの箱舟のごとしである。
人の激しい怒りで 水を楽しみに待ちながら
激怒して全軍は困難になり
七十の舟は貴人で満ち
ローヌに沿って伝達者は遅くくるだろう
諸世紀5−71
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
彼らは、地球に帰還する21世紀、水がめ座の時代、水を楽しみに待っていたのだ。「人の激しい怒り(宇宙からの攻撃)で 水(水がめ座の時代)を楽しみに待ちながら 激怒して全軍は困難になり 七十の舟は貴人で満ち (閉じ込められた)」。
統治において 統治のなかで統治して
軍の力で真ちゅうの大門が
王と侯爵とはむすんでひらかれるだろう
港は破壊され 船は晴れた日にしずむだろう
諸世紀10-80
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(帰る)港(地球)は破壊され (帰る港をなくした)船は晴れた日にしずむだろう」。船は晴れた日に難破してしまったようだ。
海戦で 夜 うちたおされ
火で西の船に破壊が起こり
新しい策略が色どられた船に
怒りは克服され 勝利はもやのなかに
諸世紀9−100
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(宇宙)海戦で、夜うちたおされ 火で西の船(スペースシャトル、スペースコロニー)に破滅が起こり 新しい策略(陰謀)で色どられた船に 怒りは克服され (最後の審判は終わったが)勝利はもやのなかに」。『怒り』とは神の怒り最後の審判の意味である。聖書では最後の審判を『怒りの日』と呼ぶからだ。
その最後の審判が終わったが、地球独占という勝利は得られずもやのなかに消えていった。
艦隊の司令官 姦計を弄し
怯えた者どもガレー船から這い出させる
出てきて 殺され 司令官は聖油を断念
そこで待ち伏せし 彼らは相応の報いを彼に与える
諸世紀9−79
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
『このままでは地球は滅んでしまう。地球と人類を救うにはこの方法しかない。その計画を実行する我々こそ世を救う救世主なのだ』。こんな思想のもとこの陰謀は 実行された。救世主とはユダヤの言葉でメシア、その意味は『油注がれたる者』。司令官は、『聖油』、救世主になることを断念したのだ。
「(宇宙)艦隊の司令官 姦計(陰謀)を弄し 怯えた者どもガレー船(奴隷船、シャトル)から這い出させる 出てきて 殺され 司令官は聖油を断念 そこで待ち伏せし 彼らは相応の報いを彼に与える」。
まちぶせ攻撃の結果がこの報いであった。
署名した者の救助の価値がなく
たくさんの逆の忠告から
かれらの君主は変わり 危険にさらされ
かごの中にとじ込められるだろう
諸世紀9−47
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(コロニー人口削減計画の参加に)署名した者の救助の価値がなく たくさんの逆の忠告(反対の忠告)から」。コロニー人口削減計画の参加に署名した者の救助の価値はな いのだ。なぜなら『たくさんの逆の忠告(反対の忠告)』に耳を傾けなかったのだから。その結果、「かれらの君主(指導者)は変わり 危険にさらされ かご(スペースコロニー)の中に閉じ込められ」たのである。
君主は後悔するときがくるだろう
彼は最期にいたらしめるほどの反対者をおかないために
反対者の血族を殺すことにより
大いなることを 承認するだろう
諸世紀1−36
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
いや、コロニー人口削減計画の反対者の血族を殺すことにより、この大計画を認めさせたのである。
「君主(陰謀の首謀者)は後悔するときがくるだろう 彼は最期にいたらしめるほどの反対者をおかないために 反対者の血族を殺すことにより 大いなること(コロニー人口削減計画)を 承認するだろう」。
軍曹は鉄の籠の中にうつされ
王の七人の子供たちはいずこに
老人や父たちは冥府の深い闇に消え
そしてかれらは死の前に 死と叫びの実を見るだろう
諸世紀1-10
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「軍曹(陰謀者)は鉄の籠(スペースコロニー)の中にうつされ 王の七人の子供(子孫)たちはいずこに 老人や父(陰謀者)たちは冥府の深い闇(暗黒の宇宙空間)に消え そしてかれらは死の前に 死と叫び(コロニー人口削減計画)の実(結果)を見るだろう」。
フォチアの近く 大樽に封じ込められ
キヴァッソが鷲に陰謀をたくらむ
選ばれし者 放逐され 臣民とともに幽閉
トリノにて陵辱 花嫁拉致さる
諸世紀8−8
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
二つのあいだに とじ込められている自分をみつける
大小の酒だるがいっしょにながされ
八つの橋はこわされ 首長は牢に
純粋な子供たちはのどを切られる
諸世紀8−55
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
外側に油脂を塗った樽のなかに
港を前にして二十一人が閉じ込められ
第二の見張り所にして 死を賭して偉業をなしとげよう
門を突破し 見張りに殺される
諸世紀7−40
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
この三つに『樽』にとじこめられるというパターンが続く。これらも陰謀者がスペースシャトル、スペースコロニーに閉じ込められた比喩である。彼らは21世紀 には地球に帰る予定であった、そして新世界を創造する予定であった。しかしその地球という港を前にして、彼らは『樽』に閉じ込められてしまったのだ。
大軍がしりぞき
一瞬 王の存在がかけ
はるか遠くに約束された信頼はやぶられ
かれはあわれな立場で 裸で残されるだろう
諸世紀4−22
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
戦争が終わったが、神などいないのだという状況に置かれた。王とは支配者を表す言葉である。そして神も意味する言葉である、と言うのも神はこの世の支配者だ からである。また神だけでなく、その御子、イエス・キリストをも象徴する言葉である。だからイエスのことを『王の中の王、神の中の神』と言うのだ。さらに 不老不死、時空超越といった神に匹敵する科学力を持った天使と悪魔をも象徴しているようである。
「大軍がしりぞき 一瞬 王(神)の存在がかけ はるか遠くに約束された信頼(地球独占の約束)はやぶられ かれ(陰謀者)はあわれな立場で 裸で残されるだろう」。失楽園であったあの禁断の果実を食べたがために、裸で楽園を追放になったのだ。
大帝国が間もなく移りゆくだろう
小さな土地に それはすぐ成長しはじめるだろう
狭すぎる地域の小さな土地
その真ん中に彼が来て 権力を手放すだろう
諸世紀1−32
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(地球という)大帝国が間もなく移りゆくだろう (スペースコロニーという)小さな土地に」。
フランス王国よ 汝は大いに変えられ
帝国は他の場所にうつされ
他の礼儀や法をとり入れるだろう
ルアン(Rouen)とシャルトル(Chartres)はそのなかで最も悪くなるだろう
諸世紀3−49
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「帝 国は(宇宙と言う)他の場所にうつされ」。地球を失い、人類の生存圏は宇宙と言う他の場所に移されたのである。なお、ルアンはとは、roue(車、歯車、 観覧車)の形をしたスペースコロニーを、シャルトルは言うまでもなくスペースシャトルを暗示しているようである。「ルアン(コロニー)とシャルトル(シャ トル)はそのなかで最も悪くなるだろう」。宇宙に取り残されたスペースコロニーとスペースシャトルの中は悲惨な状態ようである。
ガロワの人々は大いに後悔し
かれらのむなしい軽いこころみは むこうみずを信じ
食物も塩もワインもビールもなく
そのうえとらわれ人となり
飢え 寒さ ものの欠乏に苦しむ
諸世紀7−34
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「ガロワの人々(陰謀者)は大いに後悔し かれらのむなしい軽いこころみ(むなしい軽率なコロニー人口削減計画)は むこうみずを信じ 食物も塩もワインもビールもなく そのうえとらわれ人となり 飢え 寒さ ものの欠乏に苦しむ」。彼らとて永遠に宇宙などに住むつもりなどなかった。長くとも数年のつもりであった。食料は数年で尽きた。
大きな山が七つの競技場をとりかこみ
平和のあとに戦いと 飢饉と 洪水が
大都市を沈ませながら 波打つようにやってくるだろう
古い家で 土台がしっかりしているものすら
諸世紀1−69
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「大きな山が七つの競技場をとりかこみ(7000年期に突入するころ) 平和のあとに戦いと 飢饉と 洪水が
大 都市を沈ませながら 波打つようにやってくるだろう 古い家(地球)で 土台がしっかりしているものすら」。コロニー人口削減計画の失敗で、大洪水が大都市を沈ませながら 波打つようにやってきたのだ。そしてとうとう地球すらも水 の底に沈ませてしまった。また、宇宙に生き残った者には飢饉が波打つようにやってきたのだ。
無益な企てにより名誉と不当な訴え
ラテン人に入り混って漂う船 寒気 飢え 波浪
ティベル川からほど遠からぬ土地 血に汚され
悪疫 数度にわたり人類を苦しめよう
諸世紀5−63
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「無益な企て(コロニー人口削減計画)により名誉と不当な訴え ラテン人に入り混って漂う船(スペースシャトル、スペースコロニー) 寒気 飢え 波浪」。
箱船に 光 金 銀が溶け
二人の囚人はたがいに他を食い尽くし
都市は滅びる
艦隊は沈み泳ぐときに
諸世紀3−13
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「箱船に 光 金 銀が溶け 二人の囚人はたがいに他を食い尽くし 都市(地球)は滅びる (宇宙)艦隊は沈み泳ぐときに」。二人の囚人は互いに他を食いつくしたようである。共食いすら始まったようである。
乱暴に縛られた七百人の捕虜
くじ引きで半数に死刑判決
唐突な希望が足ばやに訪れるだろうが
十五名の死者には間に合わぬ
諸世紀3−48
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「乱暴に(宇宙に)縛られた七百人の捕虜 くじ引きで半数に死刑判決」。食料不足のためくじ引きで半数が死ぬというような悲惨なことも行われたようである。当然その死体は生き残った者の食料となった。
亡命者は怒って 憎悪の内乱をひろげ
王に反抗して大陰謀を起こし
自分の内に ひそかに敵を生み
暴動は 老いたる者に反抗するだろう
諸世紀1−13
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
艦長を消すべく派遣された十三人
ひとりに変えられ 艦隊に表面化する叛乱
混乱 司令官同士の 噛み合い 刺し合い
ルランとイエールで艦隊は闇に呑まれ
諸世紀7−37
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
飢饉、反乱、権力争い、、、、まさにスペースコロニーの中は地獄絵図と化した。
ダイバーの近くをリビアに向かって進み
大洪水のほんの少しまえ
船長は船底に落ち
城や宮廷は焼けるだろう
諸世紀2−92
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「大洪水のほんの少しまえ 船長は船底に落ち」た。実はあの洪水が起こる少し前に、船長(陰謀の首謀者)は殺されてしまっていたようであるが、とにかくスペースコロニーの中は凄まじい状態であった。
かれらが土星(サタン)にいけにえをささげる四つの柱で
地震が起こり 洪水が起こる
骨壷は 土星の影響を受けた建物のしたで見つけられ
充分な金が盗まれてまたもどる
諸世紀8−29
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
注 ノストラダムスは、土星(Saturn)で悪魔(Satan)を暗示している。
「かれらが土星(サタン)にいけにえ(地上の人々)をささげる四つの柱(グランドクロス)で 地震が起こり 洪水が起こる」。彼らは悪魔に地上の人々を生け贄として捧げてしまったのだ、1999年のグランドクロスの時に。その結果、地震と洪水を招いてしまったのだ。
いのちある者は あてどなくさまようであろう
その破壊と死は 計略によってやってくるだろう
オータン シャロン ラングルそして両方から
戦と氷は大いなる損害をもたらすだろう
諸世紀1−22
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「いのちある者(生き残りの子孫)は (第二の故郷となる惑星を求めて) あてどなくさまようであろうその破壊と死は 計略(陰謀)によってやってくるだろう オータン シャロン ラングルそして両方から 戦(核戦争)と氷(核の冬)は大いなる損害をもたらすだろう」。
共謀による死が結末としてやってくる
与えられて 死の旅は
選ばれ つくられ 受けられる 彼自身の敗北によって
清浄な血が良心のかしゃくで彼のまえに
諸世紀8−87
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「共謀(陰謀)による死が結末としてやってくる (神から)与えられて (宇宙空間の)死の旅は 選ばれ つくられ 受けられる 彼自身の(コロニー人口削減計画の)敗北によって (地上の人々の)清浄な血が良心のかしゃくで彼のまえに」。実はこの宇宙放浪、死の旅は、人類の進化のため に神から与えられたものだったのだ。彼らは種人として残されたのだ、ノアのように。
戦いのまえに壁が落ち
偉大な人が死に あまりにも突然で嘆き悲しむだろう
不完全な船なのでほとんどを泳ぎ
川の近くで地は血に染められるだろう
諸世紀2−57
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「戦いのまえに壁(地球の防衛網)が落ち」。戦いの前から、地球の宇宙からの脅威に対する防衛網は、落ちていたのだ。宇宙からの攻撃に対してまったく無防備だったのだ。
「偉大な人(地球)が死に あまりにも突然で嘆き悲しむだろう 不完全な(宇宙)船なのでほとんどを泳ぎ」。彼らの宇宙船は宇宙を旅するには、あまりにも『不完全な船』であった。
天体が たえることなく目に見え
理性をくらまし
肉体 ひたい 感覚 頭 そして目に見えないもの
聖なる祈りを捧げていく
諸世紀4−25
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
宇宙空間では、人間は、人間ではいられなかった。「理性をくらまし 肉体 ひたい 感覚 頭 そして目に見えないもの(神) 聖なる祈りを捧げていく」。肉体的にも精神的にも彼らは宇宙人に変わっていった。
火 炎 飢え 盗み 野のけむり
信仰を変えるために激しい打撃で失敗して
神の子よ! 全地域をのみくだし
王国から追われ カギにひっかけずに激怒して
諸世紀12−5
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
神の子は、王国を追われたのだ。
戦闘により王が王国を放棄するだろう
最高指導者が正念場でどじを踏むだろう
死 破壊 逃れる者はごくわずか
生き証人となる一人を除いて全員討ち死に
諸世紀4-45
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「戦 闘により(世界の)王が王国を放棄するだろう 最高指導者が正念場でどじを踏むだろう 死 破壊 逃れる者はごくわずか 生き証人となる一人(ほんの一握りの人間)を除いて全員討ち死に」。ほんの一握りの人間を除いて、人類は絶滅した。彼らは人類の愚 行の『生き証人』として残されたのだ。
第二章 ノストラダムスの大預言は聖書であった
第一章でコロニー人口削減計画をノストラダムスの大預言で説明したが、どうしても聖書の知識なくしては解説できない預言もあるのである。実は、これは諸世紀の序文に書かれているのだ。
これらのことは、私共の後にくる人々によって見られることでありまして、
時は天文的計算により、また聖書と調和しているのであります。
陛下、私はこの談話で、関係のある当事者に対して、
すべての時を予言して混乱させているのであります。
それは来るべき時のために不明りょうにしてあるからです。
正確に記述するとなれば、私がやっておりますように、
天文学と聖書に従って正すことになりましょう。
すべてこれらの姿は、土星、木星、火星などと結合し、
聖書の中で天によって意図されたように、
私の詩のいくつかに散見されるものであります。
私はそれをいっそう深く考慮し、結合させたいのです。
諸世紀序文 アンリ二世への手紙
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
『大いなる戦いが七ヵ月も』『七十の舟』『王の七人の子供』『七百人の捕虜』と今まで解説しただけでも7という数字がこれだけ出てくる。7という数字は、我々 の文明で祝福される数字であるが、それも聖書に由来するのである。神は6日かけ天地を造り一日休んだ。人類は6000年かけて文明を育て、宇宙での 1000年長い休息を過ごした。
海の艦隊 軍団が燃やすだろう
石灰 マグネシア 硫黄 ピッチ
安全な場所で長い休息
セリンの港 モナコは火に焼きつくされるだろう
諸世紀4-23
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
これも以前解説した詩だが、『安全な場所で長い休息』には1000年王国、1000年の長い休息の意味も込められていたのである。
受難の兄弟が激しい愛によって
ベレロフォンがブライタスにより殺される原因をつくり
狂乱の婦人が千年も飛びまわり
酒飲みが酔っぱらってあとで両方とも危険な状態になる
諸世紀8−13
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「狂乱の婦人が千年も飛びまわり」の1000年もは、1000年王国を暗示しているのだ。聖書では地球を女性に譬えている。それはすべての生命を生み出した母 なる惑星だからである。聖書の中には地球という一人の女性の話が書かれているのだ。『婦人』『母』『娘』、、、何でもよいのだが、その女性はひどい目にあ う。これはコロニー人口削減計画のことである。そしてその住民を失った地球を『未亡人』『寡婦』と呼ぶ。一方母なる惑星を失った人々を『みなしご』と呼んでい る。
あなたは言った、
「わたしは、とこしえに女王になると」と。
そして、あなたはこれらの事を心にとめず、
楽しみにふけり、安らかにおり、
心のうちに、「ただわたしだけで、
わたしのほかはだれもなく、
わたしは寡婦になることはない、
また子を失うことはない」と言う者よ、
今このことを聞け。
これらの二つの事ははまたたくまにあなたに臨む。
聖書 イザヤ書 47章
その後、本来イエスを代表とする天使的未来人と結婚しひとつになるはずの地球を、悪魔がやって来て奪ってしまった。
これを『姦淫』という。『大バビロンの大淫婦』もイエスが姦淫の罪を許した『マグダラのマリア』も悪魔に乗っ取られた地球のことなのだ。実は聖母マリアもイエスたち天使を生み出した聖なる惑星、地球のことだったのである。
わたしは、
そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。
その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、
また、それに七つの頭と十の角とがあった。
この女は紫と赤の衣をまとい、
金と宝石と真珠とで身を飾り、
憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで
満ちている金の杯を手に持ち、
その額には、一つの名がしるされていた。
それは奥義であって、
「大いなるバビロン、
淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」
というのであった。
聖書 ヨハネの黙示録 17章
かつては忠信だった町、
どうして遊女となったのか。
聖書 イザヤ書 1章
そしていつの日か、地球を取り返し地上天国を創るぞとの願いを込めて、イエスと聖なる都、エルサレムとの結婚という形で聖書は終わっている。これもイエスを 代表とする天使と聖なる都、地球の結婚を暗示しているのだ。そういえば、淫婦マグダラのマリアもイエスと結ばれたと言われている。
では聖書を用いなければ、説明できないコロニー人口削減計画を意味する詩を解説してみよう。
軽い騎手の闘争心で
彼らはさけび大きな三日月(grand croissant)のしるしは
めちゃくちゃにされる
夜かれらは羊飼いを装って羊を殺し
赤は深くみぞをほるだろう
諸世紀7−7
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
この詩は黙示録の騎士の意味が分からないと読めない詩なのだ。では黙示録を読んでみよう。
子羊がその封印の一つを解いた時、
わたしが見ていると、
四つの生き物の一つが雷のような声で
「きたれ」と呼ぶのを聞いた。
そして見ていると、白い馬が出てきた。
そして、それに乗っている者は弓を手に持っており、
また冠を与えられて、
勝利の上に勝利を得ようとして出かけた。
子羊が第二の封印を解いた時、
第二の生き物が「きたれ」と言うのをわたしは聞いた。
すると今度は、赤い馬が出てきた。
そして、それに乗っている者は、
人々が互いに殺し合うようになるために、
地上から平和を奪い取ることを許され、
また、おおきなつるぎを与えられた。
聖書 ヨハネの黙示録 6章
その最高指導者が白い建物(ホワイトハウス)に住んでいる国家は、手に弓(兵器)を持って、世界の王として冠を与えられ、世界を支配し勝利しているのに、勝利の上に独占という勝利を得ようと出ていった。
か つて赤かった国(ロシア)は、人々が互いに殺し会うようになるために、地上から平和を奪い取ることを許され、おおきなつるぎが与えられた。アメリカの宇宙 からの攻撃に驚いたロシアが地上でくり広げた殺戮を意味しているのだ。この黙示録を考慮に入れて、あの詩を解釈すると。
「軽い(軽率な)(白馬の)騎手の闘争心で 彼らはさけびgrand croissant(グランドクロス)のしるしは
めちゃくちゃにされる 夜かれらは羊飼い(救世主)を装って羊(善良な地上の人々)を殺し 赤(ロシア)は深くみぞをほるだろう」。赤いロシアが傷を深くしたのである。
あばれ馬にまたがる年上の王子
拍車が強すぎるため暴走する
口いっぱい 足が抱きつかれて泣きごとをいう
引きずられ 引っぱられ みじめに息を引きとる
諸世紀7−38
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
コロニー人口削減計画を実行した冠をかぶった白馬の騎士(王子)は、馬が暴走してみじめに息を引き取ったのである。このコロニー人口削減計画を物語にしたのが聖書の出エジプト記である。
エジプトにいた神の民であるイスラエル人は、エジプトの人々に多くの災いを与え、紅海を二つに割って出て行く。その後、神の怒りをかいシナイの砂漠、荒野を彼らの世代が死に絶えるまで40年間、理想郷を求めてさ迷い歩く。
神の民である人類は、地上の人々に災いを与え、宇宙に出て行く。神の怒りをかい宇宙の砂漠、荒野を彼らの世代が死に絶えるまで、理想郷を求めてさ迷い歩く。
紅海とは地球と宇宙の境界線を意味している。彼らはこの境界線を越えて宇宙に出ていったのだ。聖書も、ノストラダムスもそうであるが、国境に使われるような自然物、『海』『山脈』『川』などをこの意味で使用している。
出エジプトは、あの鷲が行ったコロニー人口削減計画であることをこう述べている。
イスラエルの人々は、
エジプトの地を出て
後三月目のその日シナイの荒野にはいった。
中略
あなたがたは、
わたしがエジプト人にした事と、
あなたがたを鷲の翼に載せて
わたしの所に来させたのを見た。
聖書 出エジプト記 19章














第三章 悪魔の降臨
あなたは言うだろう、『1999年も無事に去り、何も起こらなかったではないか』と。なぜ何も起こらなかったのであろうか。それは預言とは告白であり贖罪だか らである。預言とは天使的未来人の彼らの祖先が行った行為に対する『告白』であり『贖罪』だからだ。これが聖書のメインテーマである。かつて1999年に 我々の祖先がこんなことをしてしまったのだと告白しているのだ、そして贖罪である以上再びそれは起こらない。歴史は変更されたのだ。しかし変更したのは天 使ではなく、悪魔、悪魔的未来人であった。
戦闘のあと 負傷した男の雄弁は
少しのあいだ聖なる休息を得て
偉大なる人は解放されないだろう
だが敵の意思は残るだろう
諸世紀2−80
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「戦闘のあと 負傷した(演説までして地球を出ていった)男の雄弁(の子孫)は 少しのあいだ聖なる休息(1000年王国)を得て 偉大なる人(天使的未来人)は解放されないだろう だが敵の意思は残るだろう」。
目をおおわしめる惨禍が人類を襲った後
さらに大いなる災厄を見舞う
諸世紀の大循環が更新されるとき
雨 血 牛乳 飢饉 戦乱 疫病
空に見えるは火 火花の尾をひきずる火の玉
諸世紀2-46
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「目をおおわしめる(コロニー人口削減計画の)惨禍が人類を襲った後 さらなる大きな災厄を見舞う 諸世紀(歴史)の大循環が更新されるとき」。
宇 宙の砂漠を放浪した人々は宇宙に適応して宇宙人になってしまう。この間に彼らはバイオテクノロジーによる永遠の生命を開発する。また、何とか住める惑星は 発見したものの、そこは彼らの祖先が、破壊した惑星ほどすばらしいものではなかった。そこで彼らは、タイムマシン、UFOを開発し帰って来たのだ、彼らの 祖先が破壊した惑星、地球に。そして我々の歴史に介入し歴史の大循環を更新した、さらなる災厄を人類に見舞ったのだ。
砂漠を通って 自由と野ばなしとが
教皇の甥はさ迷ってやってきて
重いこん棒で七回頭をたたき
あとで人々は無価値なものを得るだろう
諸世紀6−82
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
預言では『息子』『甥』『子供』などの言葉で子孫を暗示することが多い。
「(宇宙の)砂漠を通って 自由と野ばなしとが 教皇の甥(悪魔的未来人)はさ迷ってやってきて 重いこん棒で七回(地球人の)頭をたたき あとで人々は無価値なもの(無価値な悪魔の支配)を得るだろう」。
宇宙の砂漠をさ迷った悪魔的未来人が帰ってきたのだ。その支配体制が出来た後で、やっと地球人は彼らの支配が価値のないものであると気づくのである。イエスもまったく同じことを言っている。
汚れた霊が人から出ると、
休み場所を求めて水のない所を歩きまわるが、
見つからない。
そこで、出てきた元の家に帰ろうと言って帰って見ると、
そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。
そこでまた出ていって、
自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、
そこに住み込む。
そうすると、その人ののちの状態は初めの状態よりも
もっと悪くなるのである。
よこしまな今の時代も、このようになる。
聖書 マタイによる福音書 12章
汚 れた魂の持ち主である陰謀者が、地球の人間の中から出て、その子孫は、水のない所(荒野、砂漠)、不毛の宇宙をさまよったが見つからなかった。そこで、出 てきた家、地球に帰ろうと帰ってみると、核戦争の前の時代に行ったのでそうじがされきれいな上、かざりつけ、色々な設備まで整っていた。そこはすばらしい 惑星であった。
そこでまた出ていって自分以上に悪い仲間を一緒に引き連れてきて中に入り、そこに住み込んでしまった。この状態は、核戦争で滅んだ元の1999年の状態よりさらに悪い状態だった。いっそ、核戦争で滅んでしまった方がよかったと言うのだ。
いずれ悪い霊の悪意を持つ人は、
時の長さの中で現れてまいりましょう。
この仕事が私の死後にこそ、
生きていたときよりもいっそう尊重されることを
望むものであります。
諸世紀序文 アンリ二世への手紙
ノストラダムスも彼が大預言を書いた目的をその序文の中でこう述べているではないか。
海の軍勢 都市の前に立ち
つぎに長い道を進まずして 出発するだろう
市民の大いなる餌食 陸上で奪われよう
艦隊が戻ってくる 大規模な盗賊行為により捕らえようと
諸世紀10-68
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
自分の国から遠く離れて 危険な旅に出され
彼は大軍団を率いて手もとから放さぬ
国王が彼の民を人質にする
彼は帰り道に国じゅうを略奪する
諸世紀8−92
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
あの『海の軍勢』『艦隊』『大軍団』が戻ってきたのだ、帰ってきたのだ。その目的は『大規模な盗賊行為』、『略奪』であった。
モナコからシシリーの近くまで
すべてのはまべは荒廃し
市も町も人が住めるところはなくなり
異邦人によって略奪されるだろう
諸世紀2−4
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(コロニー人口削減計画で)モナコからシシリーの近くまで (シャトルが上陸すべき)すべてのはまべは荒廃し 市も町も人が住めるところはなくなり 異邦人(悪魔)によって略奪されるだろう」。
上陸体勢 十字架の軍勢
イシュマエルの子孫につけ狙われよう
ラヴィエレの船が四方八方から攻撃を仕掛け
選ばれた十隻のガレー船に急襲される
諸世紀9−43
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「上陸体勢 十字架(グランドクロス)の軍勢 イシュマエルの子孫につけ狙われよう ラヴィエレの船が四方八方から攻撃を仕掛け 選ばれた十隻のガレー船(UFO)に急襲される」。
聖書でイシュマエルと言えば、イサクの異母兄弟である。イサクをアブラハムの正当な後継者である天使的未来人とすれば、イシュマエルは、悪魔的未来人ということになる。
こ こでは、『イシュマエルの子孫』と書かれている。イシュマエルの子孫と言えば、イスラム教徒のアラブ人である。実は諸世紀では、イスラム教徒を悪魔的未来 人の譬えとして使っているのだ。悪魔的子孫、悪魔的未来人の『ガレー船(UFO)』が、『十字架(グランドクロス)』のころこの地上に『上陸体勢』にある のだ。
アラビアの恵まれた国に
マホメットの律法のなかで 威力ある者が生まれる
彼はスペインを苦しめ グラナダを征服し
リグーリアの民のほとんどを 海から屈服させるだろう
諸世紀5−55
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
鎮められし大公 契約を結ぶ
アラビアの帆が見える 不意の発見
トリポリス キーオス トラブゾンの民
大公は囚われ 黒海とその市はさびれる
諸世紀6−55
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
アラビア(アラブ)、イスラム教の開祖・マホメットなどのキーワードを使って、これらの詩でも、悪魔の地球侵略を、イスラム教徒の侵略に譬えているのだ。
海の塔の占領奪還が三度くり返される
スペイン人 異教徒 リグーリア人に
マルセイユとエクス アルルがピサの者どもによって
荒廃 火 剣 トリノ人によるアヴィニョンでの略奪
諸世紀1−71
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
異国の人間が戦利品を分割する
土星は火星と殺気だったにらみ合い
トスカナとラテンの人びとには恐るべき異邦人
ギリシャ人は撃ちたくてうずうずする
諸世紀1−83
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
内乱の大軍団
夜 パルマは異人の手に奪われる
町で殺されたもの七十九
異人ことごとく剣にたおれる
諸世紀4−78
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
野蛮人の襲撃がキプロスでととのい
私の目に涙が 汝の破滅が近づき
ビザンチウムの艦隊とムーア人は大損害を受け
二つは対立し 岩で大きな無駄をする
諸世紀12−36
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子
トュール オルレアン ブロア アンジェノ ランス ナント
などの町々が急激な変化に悩まされる
異国の言葉を話す人々によって天幕が張られるだろう
川 投槍 レンヌ 大地と海の大揺れ
諸世紀1−20
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
東洋人が自分の住まいからでてくる
アペニン山脈を越えてゴールにのぞみ
空も 水も 雪も越えてくるだろう
だれもが 彼の杖で打たれるだろう
諸世紀2−29
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子
フェズの王国はヨーロッパにやってきて
火と剣で町を破壊し
アジアの大国は 海陸ともに軍隊でやってきて
青 みどり 死への十字架 彼は追われるだろう
諸世紀6−80
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子
諸 世紀では、悪魔的未来人をイスラム教徒に譬えているのだが、これはユダヤ・キリスト教徒であるヨーロッパ人にとって異教徒という意味で使っているだけであ る。その証拠に、それはイスラム教徒でなくても、『異教徒』『異国の人間』『異邦人』『異人』『野蛮人』『異国の言葉を話す人々』『東洋人』『アジアの大 国』でもかまわないのである。後に詳しく説明をするつもりであるが、ノストラダムスの最も有名な詩にアンゴルモアの大王という言葉が使われている。このア ンゴルモアは、モンゴルをも意味しているのだ。モンゴル人の侵略で、悪魔的未来人の侵略を暗示しているのである。我々東洋人も悪魔に譬えられているのであ る。
軍旗がスペインの奥地から
ヨーロッパの片隅 辺境より来る
紛争がレーニュの橋の近くを通り
その大軍団 群衆に撃退されよう
諸世紀 10−48
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
スペインに強大無比の王が生まれる
その者は海と陸から南を平定する
この悪が新月をふたたび服従させるだろう
金曜日の民の翼を低くさせる
諸世紀 10−95
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
橋を渡ってロジエの近くへ来る
思ったより遅く着く
新たなスペイン人がベジエに来るだろう
したがってこの追跡が 企てをぶちこわすだろう
諸世紀9−25
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
かけがえのない貴重品が破壊された湖の前で
七ヶ月間 そして彼の軍勢は総崩れ
スペイン人がアルバニアを使って荒らしまわり
戦闘開始の遅れにより 損失
諸世紀7−94
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
アキテーヌに向かうイギリスの攻撃
そしてまた彼らの侵略
雨と霜が地上の安全をそこなう
セリムの港に彼らは圧倒的な侵略を企てるだろう
諸世紀2−1
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
ギエンヌになだれこんだ おびただしいイギリス人が
占領し アングラキテーヌと命名する
ラングドック イスパルム ボルドレで
それを彼らは バルボシテーヌにならって名づける
諸世紀9−6
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
英国王というよりも肉屋にふさわしい男
いやしい家に生まれ 力ずくで国を奪う
信仰に欠け法を守らぬ臆病者 大地を血まみれにするだろう
奴の時代がすぐそこまで近づいている
だからわたしは溜息をつくのだ
諸世紀8−76
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
いや、スペインやイギリスさえも悪魔に譬えることがあるのである。ヨーロッパを地球に譬えた場合、その外が宇宙となるが、ノストラダムスの祖国フランスを地球に譬えた場合、その外のスペインやイギリスも宇宙となるからである。宇宙からの悪魔の侵略という意味である。
く れぐれも言っておくが、決してイスラム教徒が悪でユダヤ・キリスト教が善と言っているのではない。あくまで異教徒の侵略という意味で使われているだけであ る。私としては、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教もその本質は等しく、どれも尊いものであると思う。その尊いイスラム教という宗教を、悪魔の比喩として 使ったことを、ノストラダムスに代わってイスラム教徒には、私から深くお詫びさせていただく。
夜戦 勇敢な隊長
敗れ 逃走する わずか数人にやっつけられて
部下は動転 扇動が効を奏す
実の息子が彼を攻め立てる
諸世紀4-83
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「夜戦 勇敢な隊長(陰謀の首謀者) 敗れ 逃走する わずか数人にやっつけられて 部下は動転 扇動が効を奏す」。ここまではスペースコロニーの中での反乱を言っているらしい。
大切なのは四行目である。彼らの「実の息子(子孫)が彼(陰謀の首謀者)を攻め立てる」のだ。
蛇が空中を取り囲むようになり
トロイの血がスペインを怒らせ
それによって多くの人が滅び
首領は逃れ 沼地の茂みに隠れるだろう
諸世紀1−19
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「蛇(陰謀者)が空中(宇宙空間)を取り囲むようになり トロイの血がスペイン(地球外にいる陰謀者)を怒らせ それによって多くの人が滅び 首領(陰謀者)は(宇宙空間に)逃れ 沼地の茂みに隠れるだろう」と取れば、この詩は、コロニー人口削減計画の詩である。
しかし、「蛇(悪魔)が空中を取り囲むようになり フランスの血がスペイン(悪魔)を怒らせ それによって多くの人が滅び 首領(悪魔)は逃れ 沼地の茂みに隠れるだろう」と取れば、これは悪魔の地球侵略の詩とも解釈できるのだ。
亡命者たち 天から火が彼らの武器に
つぎはカラスどもの争いだろう
地上から救いを求める声 神のお助けを祈る声
侵略者が城壁に近づく時
諸世紀 3−7
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
こ れも聖書が分からないと読めない詩である。キーワードは『カラス』である。ノアの箱舟の話はご存知であろうか。神の命を受けたノアは箱舟を造る。大洪水が 起き、雨は40日降り続く。雨もやみ、陸地を発見したノアは、カラスを送るがカラスはそれに叛き帰ってはこなかった。次にノアは鳩を送る。
このカラスとは神に叛き地球を奪い取った悪魔的未来人であり、鳩とは天使的未来人のことである。40日とは出エジプト記の40年、世代交代を意味している。だからイエスが荒野で修行した期間も40日だったのだ。
「亡命者(陰謀者)たち 天(宇宙)から火(攻撃)が彼らの武器に つぎはカラス(悪魔的未来人)どもの争いだろう 地上から救いを求める声 神のお助けを祈る声 侵略者が城壁(地球の防衛網)に近づく時」。
王国の鳥 太陽の市の上を飛び
七ヵ月のあいだ夜ごとの占いをする
東の壁は崩れよう 雷鳴 稲妻
七日を経て敵は門へ到達する
諸世紀5−81
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
ノストラダムスの詩には、よく7という数字が登場するが、それが7時間、7日、7ヵ月、7年であれ、神の7千年計画、7000年期を暗示しているのだ。
「七 日を経て(7000年期には)敵は門へ到達する」。では、その敵、侵略者はどのように地球を侵略するのであろうか。「ラヴィエレの船が四方八方から攻撃を 仕掛け」「選ばれた十隻のガレー船に急襲される」とあるように、UFOが直接攻撃して来るのであろうか。いや、そんな攻撃のしかたはしない、彼らとてでき るだけ地球人との摩擦は少なくしたい。彼らの地球侵略計画はこうである。
天幕のあいだを飛ぶ鷲は
他の鳥によって追い払われるだろう
シンバルとトランペットとベルの音が
気の狂った婦人に聞こえるときに
諸世紀2-44
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「天幕(スペースコロニー)のあいだを飛ぶ鷲(スペースシャトル)は 他の鳥(UFO)によって追い払われるだろう」。これは大規模な宇宙ステーション計画すなわちスペースコロニー人口削減計画の中止の預言である。
スペースシャトルチャレンジャーの事故、あれは本当に事故だったのだろうか。彼らなら気づかれずに、シャトルを撃墜することなど簡単である。あの事故により宇宙開発計画は遅れ、スペースコロニー人口削減計画は中止になった。
「(戦 争の到来を告げる)シンバルとトランペットとベルの音が 気の狂った婦人(気の狂った地球)に聞こえるときに」。聖書の時代、他の都市に戦争をしかける場 合、礼儀として楽器を打ち鳴らすならわしがあった。シンバル、トランペット、ベルは、戦争の到来を意味するのだ。婦人とは地球を意味することを以前お話し たが、気の狂った婦人とは何を意味しているのであろうか。それは次の詩と関係があるようである。
町は包囲され夜になって襲撃された
一部の者は海から遠くないところに戦いながら逃れ
婦人は息子の帰りを知って うれしさのあまり気が遠くなり
毒と便りは さざ波の中に隠れる
諸世紀1−41
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「婦人(地球)は息子(悪魔的子孫)の帰りを知って うれしさのあまり気が遠くなり 毒(悪魔の悪意)と便り(天使の預言)は (宇宙の)さざ波の中に隠れる」。
気の狂った婦人とは、帰ってきた息子を悪魔とも知らず受け入れてしまう地球の比喩なのである。ここにコロニー人口削減計画は中止になった。
フランスの川が流れを変え
もはやアグリッピナの市をめぐらないだろう
古の言葉をのぞき万事が変わり
土星が獅子座に 火星が蟹座で略奪をする
諸世紀6−4
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「フ ランスの川(歴史の流れ)が流れを変え もはやアグリッピナの市(スペースコロニー)をめぐらないだろう」。アグリッピナの市とは、フランス語でコロー ニュと呼ばれるドイツの都市ケルンである。しかも、コローニュとは、コロニー、植民地という意味である。また、アグリッピナとはローマ時代の暴君ネロの母 親の名である。先に紹介した6-91の詩の「時に大いなるアグリッパ(Agrippe)が息子を産す」のアグリッパ(Agrippe)をアグリッピナ (Agripine)と考えれば、「時に大いなるアグリッパ(スペースコロニー)が息子(暴君ネロのような悪魔的未来人)を産す」となる。
「古の言葉をのぞき万事が変わり 土星(悪魔)が獅子座に 火星(悪魔)が蟹座で略奪をする」。
大劇場が再建されよう
賽は投げられ 網もすでに打たれた
弔鐘を打ち鳴らす偉人は過労に陥るだろう
とっくの昔に裂けた弓に打ちのめされて
諸世紀3−40
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「大劇場(地球)が再建されよう 賽は投げられ 網(地球人奴隷化計画)もすでに打たれた 弔鐘を打ち鳴らす偉人(悪魔の侵略を警告する天使)は過労に陥るだろう とっくの昔に裂けた弓に打ちのめされて」。
あの黙示録の白馬の騎士が持っていた『とっくの昔に裂けた弓』が帰って来て、再び人類は打ちのめされるのである。
天の投げ矢が一巡するだろう
話しながら大いなることをして死に
木にある石は残忍なる人々を恐れ
人類の雑音 怪物は あがないで清められるだろう
諸世紀2−70
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(宇宙に旅立って行った)天の投げ矢が一巡するだろう 話し(宇宙開発の大演説)ながら大いなること(コロニー人口削減計画)をして死に」。天の投げ矢の子孫が一巡して帰ってきたのだ。
軍はしばらく空中で戦い
木は都市のまん中にたおれ
害鳥 かさぶた 剣 燃えさしが顔に
君主アドリーがたおれるときに
諸世紀3−11
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
ながいあいだ枯れたままのしおれた木が
ある夜 ふたたび緑になり
王は病気になり 王子は足をしばり
敵たちをおそれて 船をもとにもどすだろう
諸世紀3−91
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「木は都市のまん中にたおれ」「ながいあいだ枯れたままのしおれた木が ある夜 ふたたび緑になり」も、地球破壊と復活の預言である。『木』とは地球の比喩である。この比喩は聖書の中にも見られる。
地球は、悪魔の手によって再び緑の惑星に復活したのである。
海の奥底から大いなる海神が
カルタゴの種とフランスの血が入り混って
島々は遅れたる者のため血に染まったまま
それは下手に隠された秘密よりも彼を傷つけるだろう
諸世紀2−78
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(宇 宙の)海の奥底から大いなる海神が カルタゴ(蛮族)の種(悪魔)とフランス(地球)の血が入り混って 島々は遅れたる者(帰還の遅れた天使)のため血に 染まったまま それは下手に隠された秘密よりも彼を傷つけるだろう」。海神とは、黙示録の『海から上って来る獣(悪魔的未来人)』のことなのだ。
そして、彼らの地球侵略作戦とは、こうである。
三隻の船がアグドの港に入る
信仰ではなく 汚染と疫病をもたらす
橋を渡り百万を奪う
橋は第三の抵抗によって破壊される
諸世紀 8−21
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「三隻の船(UFO)がアグドの港(地球)に入る 信仰ではなく 汚染と疫病をもたらす」。彼らは疫病、細菌兵器をばらまいたのである。
西で準備される恐るべき戦争
次の年 疫病が襲いくるだろう
その猛威があまりにも凄まじいので
老いも若きも 動物も 生き残ることはない
血 火 水星 火星 木星がフランスに
諸世紀9-55
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
ポー ヴェローナ ヴィチェンツァ サラゴサ
遠い領土から血を滴らせる剣
未曾有の大疫病が 大きなからをかぶってやってくる
救援は近いが 治療ははるか彼方に
諸世紀3−75
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
沿岸都市の疫病は
死にいたるまで報復をやめないだろう
それは罪なくして処刑される正義の血と
悪風をつくらないよき婦人とで つぐなわれるまで
諸世紀2−53
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
これはみな悪魔が放つ疫病の預言である。疫病の流行で社会活動、経済活動、政治はストップし人々は飢え、飢饉に苦しんだ。
大飢饉の接近を予感する
そいつはしばしば道を変えやがて世界全体をおおうだろう
広い範囲をいつまでも荒らしまわり
やがて木を根っこから 子供を母乳から引きぬくだろう
諸世紀1-67
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
島々の人々は永い間包囲され
敵に対して気力と力とで
飢えで死なない人々は高姿勢になり
彼らには以前よりも一層 大きな飢饉があるだろう
諸世紀 3−71
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
ルカで血と乳の雨があり
執政官が帰るすこし前に
大疫病 戦い そして飢えと渇きがみられる
彼らの王と指導者が死ぬところには
諸世紀 3−19
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
誰ひとり望まぬ不気味な鳥の音が聞こえる
幾重にも並んだ大砲の上空に
小麦の価格はつり上げられ
人間が人間を食べる時代がやって来る
諸世紀2-75
「ノストラダムス最後の警告」 飛鳥昭雄 著
「誰ひとり望まぬ不気味な鳥(UFO)の音が聞こえる 幾重にも並んだ大砲の上空に」。
疫病による飢饉で、「小麦の価格はつり上げられ 人間が人間を食べる時代がやって来る」。
門の近くの二つの町で
だれも見たことのないような 二つの災難があるだろう
飢きんや疫病に人々は剣をとり
不死なる神に助けを求めて叫ぶだろう
諸世紀2−6
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「だれも見たことのないような 二つの災難があるだろう 飢きんや疫病に人々は剣(武器)をとり 不死なる神に助けを求めて叫ぶだろう」。飢饉と疫病という二つの災難で人々は剣(武器)をとり、とうとう暴動、戦争まで始まってしまったようである。
アウソニアの平原 肥沃かつ広大
アブとイナゴをおびただしく生み出す
だから陽光が覆いかくされるだろう
奴らは何もかもくいつくすから
未曾有の疫病に見舞われるだろう
諸世紀4−48
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
フレジュ アンチィーブ ニース周辺の町々が
海と陸から大いにあらされよう
イナゴが海と陸から 風は順風で
捕らえられ 死に くくりつけられ
略奪される 戦争の法も守らずに
諸世紀3−82
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
スイスと隣国を通って
雲によって戦いにまき込まれ
エビ イナゴ 羽虫
ジェノアの過失は まるはだかで明らかにされる
諸世紀5−85
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
この三つの詩も疫病と戦争を預言する詩であるが、これも聖書の知識がないと解けない詩である。三つの詩に共通する言葉は『イナゴ』である。聖書では、イナゴはすべてを食い尽くす飢饉の象徴なのだ。それだけではなく、このイナゴはそれに先立つ疫病の象徴でもあるのだ。
また、イナゴは、出エジプト記のイスラエルの長モーセとその兄アロンがエジプト人に与えた災いの一つである。実は出エジプト記にはコロニー人口削減計画の他のもうひとつの意味が隠されているのだ。そしてまたこの『雲』も重要な言葉である。聖書の神は雲に乗って現れる。
わたしが見ていると、
見よ、激しい風と大いなる雲が北から来て、
その周囲には輝きがあり、
たえず火を吹き出していた。
その火の中に青銅のように輝くものがあった。
聖書 エゼキエル書 1章
輝きがありたえず火を吹き出す雲など見たことがあるであろうか。これは雲などではない、火を吹く雲の中に青銅のように輝くUFOの機体が隠れているのだ。聖書で雲はUFOを意味する言葉だったのだ。
「雲によって戦いにまき込まれ」とは、UFOによって戦いにまき込まれるという意味だったのだ。
魚のいる池は干あがり
射手座が天にのぼるとき
それは栄えある高貴な飼い葉桶のようで
ペスト 飢饉 戦いによる死によって
新しい時代の近きを告げる
諸世紀1-16
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「魚 のいる池(西暦2000年までの魚座の時代)は干あがり 射手座(黙示録の白馬の騎士)が天にのぼるとき それは(イエスたち天使を生み出す)栄えある高 貴な飼い葉桶のようで」。イエスは馬小屋の飼い葉桶に生まれたのだ。ここまではイエスの正体を暗示する詩であるが、問題はその後の「ペスト 飢饉 戦いによる死によって 新しい時代の近きを告げる」である。『ペスト(疫病)』→『飢饉』→『戦い(戦争)』による死の順番である。そして、この戦争もま た飢饉に苦しんだロシア軍が、北から攻めてくることから始まった。
グリフォンのように ヨーロッパの王として
北方の人々と仲間になり
赤と白は軍を指揮し
それからバビロンの王 に対抗していくだろう
諸世紀10−86
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
グリフォンとは,獅子と鷲の合成動物である。これもまたスフィンクスと同じくグランドクロスの暗示である。では、ヨーロッパの王とは誰であろうか。それはイエスである。これはその戦争の後、悪魔的未来人が、キリスト(救世主)として降臨することの暗示なのである。
「グリフォン(グランドクロス)のように ヨーロッパの王(キリスト)として 北方(ロシア)の人々と仲間になり 赤(ロシア)と白(アメリカ)は軍を指揮し それからバビロンの王(中東) に対抗していくだろう」。
グ ランドクロスのころ、後にキリストとして降臨する悪魔的未来人は、疫病、飢饉で北方のロシアを惑わす、ロシアもアメリカも、その当時から政情不安であった 中東に攻め込んだのだ。いや、バビロンとは、中東にあった涜神の都であるが、バビロンとは涜神の都、地球の譬えでもあるので、戦火が地球全体に広がったと も解することもできる。
飢え死にさせてやろうと狙っている場所から
その場所から救援が訪れるだろう
貧欲な犬に似た 海の目
一方が他方に油と小麦を贈るだろう
諸世紀4-15
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
『海 の目』とはなんであろうか。例のフリーメーソン・イルミナティのシンボルマークは目であった。目とは、フリーメーソン・イルミナティだけでなく、その子孫 の天使も悪魔も意味する言葉として預言では使われている。この場合、『海の目』とは宇宙の海の悪魔、悪魔的未来人を意味する言葉である。
「飢 え死 にさせてやろうと狙っている場所から その場所から救援が訪れるだろう 貧欲な犬に似た 海の目(悪魔) 一方(悪魔)が他方(飢えた地球人)に油(石 油)と小麦(食糧)を贈るだろう」。悪魔は、石油と食料を持ってこの地球に降臨したのだ、もちろん特効薬ももって。
強大なドイツ(Germanie)の一隊長
いつわりの救いの手をさしのべるだろう
王のなかの王 ハンガリーを助ける
彼の戦争は未曾有の流血をもたらすだろう
諸世紀9−90
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「強大なドイツ(ゲルマン系の悪魔的未来人)の一隊長 (食糧、石油、特効薬を与えるという)いつわりの救いの手をさしのべるだろう」。
ここでは、ドイツと訳されている単語の原文は、『ゲルマン人の(Germanie)』である。コロニー人口削減計画を実行したのは、アングロサクソン人、ゲルマン系の白人が中心であった。当然その子孫の悪魔的未来人も、ゲルマン系が多いのである。
「王のなかの王(救世主のふりをして) ハンガリーを助ける 彼の戦争は未曾有の流血をもたらすだろう」。そう、疫病によって引き起こされた戦争は、彼の自作自演だったのである。
夜 彼らは太陽を見たと思うだろう
半人半豚を目にするとき
騒音 絶叫 空の戦闘が見えるだろう
野獣がしゃべるのが聞こえるだろう
諸世紀1-64
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「夜 (暗黒時代) 彼ら(地球人)は太陽を見たと思うだろう 半人半豚を目にするとき」。半人半豚、人間になりきれなかった豚のような地球人は、悪魔の救済を太陽を見たと思 い込んでしまった。「騒音 絶叫 空の戦闘が見えるだろう 野獣(悪魔的未来人)がしゃべるのが聞こえるだろう」。彼らが、あの騒音、絶叫、空の戦闘を仕組んだしゃべる野獣だとも知らず に。
輿が一陣の風で倒され
顔という顔がマントでおおわれるだろう
共和国は新しい人々で荒れ狂い
そこでは白なる人も赤なる人も 誤った判断をするだろう
諸世紀1―3
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「輿(スペースコロニー)が一陣の風で倒され (陰謀者の)顔という顔がマントでおおわれるだろう」。ここまでは元の歴史のスペースコロニー人口削減計画の記述であるが、問題はその後である。
「共和国は新しい人々(新参者の悪魔的未来人)で荒れ狂い そこでは白なる人(アメリカ)も赤なる人(ロシア)も 誤った判断をするだろう」。地球は新参者の悪魔的未来人で荒れ狂い、白いアメリカも赤いロシアも誤った判断をし、彼らを受け入れてしまったのである。
第三の者が第一に ネロ顔負けの悪事を働く
行け 流れろ 勇敢なる人間の血
かまどが造りなされよう
黄金時代 つぎに死
あらたなる王と目を覆わしむる醜聞
諸世紀9-17
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「第三の者が第一に (ローマ時代の暴君)ネロ顔負けの悪事を働く 行け 流れろ 勇敢な人間の血 かまどが造りなされよう」。この世は再び人間を焼き苦しめるかまどとなった。
「黄金時代 つぎに死 あらたなる王(悪魔的未来人)と目を覆わしむる醜聞」。地球人は、天から降りて来た親切な宇宙人のおかげで『黄金時代』が来たと信じた。しかし次に来たのは『死』であった。
追放された人々は ふたたび王国にやってきて
彼女の敵たちは共謀者をみつけ
彼のときが勝利を告げるまえに
三と七は死をすばやく指ししめす
諸世紀6−74
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(地球から)追放された人々は、ふたたび王国にやってきて 彼女(地球)の敵(悪魔的未来人)たちは共謀者を見つけ」たのだ。イルミナティという共謀者を。
ある日二人の強者が友人になるだろう
彼らの強大な力がさらに大きくなるのが見られよう
新しい土地はその力の絶頂をきわめるだろう
血の男に数字が報告されるのだ
諸世紀 2-89
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「ある日二人の強者(イルミナティと悪魔的未来人)が友人になるだろう 彼らの強大な力がさらに大きくなるのが見られよう 新しい土地はその力の絶頂をきわめるだろう 血の男(悪魔)に数字(666)が報告されるのだ」。
スペインではなく古代フランスより
彼は震える船のために選ばれるだろう
彼は敵に約束するだろう
彼の治世に大疫病をはやらせる敵に
諸世紀5−49
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「彼(イルミナティ)は敵(悪魔)に約束するだろう 彼の治世に大疫病をはやらせる敵に」。やはりあの疫病をばらまいたのは、敵、悪魔的未来人であった。
おびただしい人間が罪人とされよう
大物たちが和解にいたるとき
しかしそのうちのひとりが不運に泣くことになるゆえ
彼らとしてもいつまでも手をつないではいられまい
諸世紀2−38
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
しかし悪魔は人類全体にも彼らの祖先であるイルミナティにも何も与えないのだ。
「おびただしい人間が罪人とされよう 大物たち(イルミナティと悪魔的未来人)が和解にいたるとき しかしそのうちのひとり(イルミナティ)が不運に泣くことになるゆえ 彼らとしてもいつまでも手をつないではいられまい」。
みせかけの統合はながくはつづかず
あるものは変更され 他のほとんどのものは改革され
船の中で人々はとじ込められ
ローマは新しい豹を得るだろう
諸世紀6−20
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(悪魔とイルミナティの)みせかけの統合はながくはつづかず あるものは変更され 他のほとんどのものは改革される (かつて宇宙)船の中に人々はとじ込められ (しかしこの時代)ローマは新しい豹を得るだろう」。やはり彼らは、『新しい豹』、野獣だったようである。
島に流された流人の群れが
もっと残忍な王の出現により
殺されよう そして二人が火あぶりに
余計な口をつつしまなかったがゆえに
諸世紀1−59
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(不要人類の失敗で)島に流された流人(陰謀者)の群れが もっと残忍な王(悪魔)の出現により 殺され」るのだ。
偉大なるシーレンが世界の王になるだろう
はじめ愛されるが のちに恐れられ こわがられる
彼の名声と賞賛は天までとどき
彼は勝利者の称号に大いに満足するだろう
諸世紀6−70
「大予言辞典 悪魔の黙示録666」 高橋良典 著
「偉 大なるシーレン(悪魔的未来人)が世界の王となるだろう はじめ愛され のちに恐れられ こわがられる」。シーレンとは当然悪魔的未来人のことである。当 初、宇宙から降臨した親切な宇宙人は地球人のためにつくし、地球人に愛された。しかし彼らの支配体制が整うと、彼らは地球人をまるで奴隷のように扱ったの だ。
ながい戦いで軍のすべてはかわき
それで兵隊は立ちあがる だがお金をみつけることもなく
金銀の代わりになめし皮に押し
フランスの貨幣は三日月のしるし(sign croissant)を刻まれる
諸世紀7−25
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「ながい(疫病や飢饉との)戦いで軍のすべてはかわき それで兵隊は立ちあがる だがお金をみつけることもなく 金銀の代わりになめし皮(皮膚)に押し フランスの貨幣は三日月のしるし(sign croissant)を刻まれる」。
戦争の終わった後、お金、貨幣は見当たらない、金銀の貨幣の代わりに皮、皮膚の上にマイクロチップ(獣の刻印)が直接押されるのだ。この貨幣制度は、グランドクロスのサインが天に刻まれるころである。
のちに遠い国より来るだろう
金色の王座に載るドイツ(Germain)の君主が
海の彼方より隷属者が出迎える
婦人が軽視されもはや敬いを受けることなき時代
諸世紀2−87
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「のちに遠い国より来るだろう 金色の王座に載るドイツの君主(悪魔)が (宇宙の)海の彼方より隷属者(奴隷となる地球人)が出迎える」。ゲルマン系の君主である悪魔を、隷属者となる地球人は、喜んで出迎えてしまうのである。
兄弟姉妹がいろいろな場所で
奴隷のように働かされている
君主の近くをよぎるだろう
二つの注意深い目でかれらを見あげ
あご ひたい 鼻をしるしにして 重々しく進むだろう
諸世紀2-20
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「兄弟姉妹(地球の人々)がいろいろな場所で 奴隷のように働かされている」。「(その)あご ひたい 鼻をしるし(マイクロチップ)にして 重々しく進むだろう」。
この刻印のない者はみな、ものを買うことも売ることもできないようにした。
この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。
ここに、知恵が必要である。思慮ある者は、獣の数字を解くがよい。
その数字とは、人間をさすものである。
そして、その数字とは六百六十六である。
聖書 ヨハネの黙示録 13章
だ からこの刻印がない者はみな、ものを買うことも売ることもできないのだ。666の獣の刻印とは、666の数字が隠されたバーコードとその後継のマイクロ チップを意味していたのだ。彼らは地球人を管理しやすいように刻印、数字を押すのだ、あたかも自分の家畜に焼印を押すがごとく。
おお 大いなるローマよ 汝の滅亡が近づく
汝の城壁でなく 血と実質が問題なのだ
粗暴酷薄なる者が文字にて 世にも恐るべき刻み目をつくるだろう
尖った鋼鉄が袖まで貫き傷つける
諸世紀10-65
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「おお 大いなるローマよ 汝の滅亡が近づく 汝の城壁(地球防衛網)でなく 血と実質が問題なのだ」。
「粗暴酷薄なる者(悪魔的未来人)が(666の)文字にて 世にも恐るべき刻み目(獣の刻印)をつくるだろう
尖った鋼鉄が袖まで貫き傷つける」。
金と銀のかわりに、大量のクレジットがあふれるだろう
それは激しい欲望をあおり、恥じらいの心をめくらにする
姦夫姦婦のこと広く知られて
恥じらいの心はそこでも失われるだろう
諸世紀8−14
「ノストラダムスの大予言」 五島 勉 著
「金 と銀(の貨幣)のかわりに、大量のクレジット(キャッシュレスのマイクロチップ)があふれるだろう それは激しい欲望をあおり、恥じらいの心をめくらにす る」。地球人はそのマイクロチップによる支配体制の本当の意味を見破れなかったのだ。「姦夫姦婦のこと広く知られて、恥じらいの心はそこでも失われるだろ う」。姦夫姦婦と、地球とその住民は、本来いっしょになるべき天使ではなく、悪魔に浮気してしまったことのである。
殺害をし 姦通をして有名になる
全人類の敵
こんな祖父 おじ 父を 悪くする者はみたことがない
鉄 水 血と 不人情さで
諸世紀10-10
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「殺害をし姦通(地球侵略)をして有名になる 全人類の敵 こんな『祖父』『おじ』『父』(すなわち祖先)を悪くする者はみたことがない 鉄、水、血と不人情さで」。ノストラダムスがここまで言うほど悪魔的未来人の仕打ちはひどかったようである。
愚かな地球人もここに至ってやっと彼らの置かれた状況に気づくのだ。
謀反する市のおもだった何人かが
自由を取り戻そうと躍起になるだろう
市民は切り裂かれ 不幸な混乱が
ナントの阿鼻叫喚 目をおおわしむる惨状
諸世紀5−33
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「謀反する市のおもだった何人かが 自由を取り戻そうと躍起に」なってレジスタンス運動を起こすのだが、超科学を持った悪魔に我々が勝てようはずがない。その結果は、「市民は切り裂かれ 不幸な混乱が ナントの阿鼻叫喚 目をおおわしむる惨状」であった。
地球人のレジスタンス運動、謀反、反乱など、彼らの武力、科学力によって簡単に鎮められた。
初期ローマ風に神に捧げられた寺院
彼らは破壊された土台を拒むだろう
初期の人間中心の法を受け入れ
聖人信仰をことごとく追放する
諸世紀 2−8
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
しかし、力だけで相手を完全に屈服させることはできない。そこで彼らは精神的にも地球人を屈服させることを考えた。
「(生け贄として)神に捧げられた寺院(地球) 彼らは破壊された土台(かつて破壊された地球)を拒むだろう」。悪魔は地球がその土台から破壊されるのを拒んだのだ。地球の破壊を阻止したのである。
「初期の人間中心の法(エゴイズム)を受け入れ 聖人信仰をことごとく追放する」。
悪魔が我々の歴史に干渉した当時、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教のような宗教はなかったのだ。それは後に天使が付加したものだからだ。その当時あった聖人信仰をも悪魔は徹底的に追放したのである。
宝は西の国の国民によって神殿のなかに
秘密の場所におなじようにしてかくし
飢えた奴隷は神殿をあける
ふたたびとりあげて奪い去り そのなかで恐ろしい祈りが
諸世紀10−81
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「宝は西(過去)の国の国民によって神殿(地球)のなかに 秘密の場所におなじようにしてかくし」。 西とはなんであろうか。
エ ゼキエル書のUFOは北からやって来た。未来からやって来たのだ。預言で北と東は未来を現わす、というのも過去の地球の象徴であるエジプトから見て未来の 地球の象徴であるパレスチナは北東にあるからだ。モーセに率いられエジプトを出たイスラエルの民は、北東に向かって歩いていったのだ。地球を出ていった陰 謀者の子孫は、未来に向かって歩いていったのである。
同じ原理で南と西は過去を現わしている。
「飢えた奴隷(悪魔的未来人)は神殿(地球)をあける ふたたびとりあげて奪い去り そフなかで恐ろしい祈りが」。その『恐ろしい祈り』とは。
トライアリームは とらわれた老若男女であふれ
悪に対するよい時は にがきに甘く
異邦人に祈り かれらはあまりにもあわたたしく
風につぶやく羽を見ることをのぞむ
諸世紀10−97
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
一、 二行目は、コロニー人口削減計画による宇宙幽閉の預言だが、残る三、四行目は悪魔の地球侵略の預言るある。「異邦人(悪魔的未来人)に祈り かれら(地球 人) はあまりにもあわただしく 風につぶやく羽(悪魔的未来人のUFO)を見ることを望む」。地球人は悪魔を歓迎して迎え入れ、異邦人(悪魔的未来人)に祈り を捧げたのだ。
『風につぶやく羽』とは、UFOのことである。古代から空を飛ぶものの象徴は羽、翼であったからだ。ちなみにエジプト、ペルシアでの神の象徴は有翼の円盤である。
いかさまの神聖をよそおい
座が敵に明け渡されよう
無難に眠れると思いこんでいた夜
リエージュの民 ブラバント近くへ進軍するだろう
諸世紀6−30
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
まさに『いかさまの神聖』であった。
まず背教のことが起り、不法の者、
すなわち、滅びの子があらわれるにちがいない。
彼は、すべての神と呼ばれたり
拝まれたりするものに反抗して立ち上がり、
自ら神の宮に座して、自分は神だと宣言する。
聖書 テサロニケ人への第二の手紙 2章
彼らは聖人崇拝を廃止し、彼らは神殿(神の宮)に居座り自分達が神だと宣言したのである。そしてその教育を地球人に徹底した。
神殿からは、この宇宙の創造主である内在の神へではなく、彼ら悪魔を神として崇拝する恐ろしい祈りが響いた。
新参者がかこいのない場に立ち
人の住めないところを占有し
楽しんで野原 家 町をつくるだろう
そこでは飢きん 疫病 戦い
そして耕地に適した 広い野原があるだろう
諸世紀2−19
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「新参者(悪魔的未来人)がかこい(地球の防衛網)のない場に立ち 人の住めないところ(かつて人が住めなかった地球)を占有し 楽しんで野原 家 町をつくるだろう そこでは飢きん 疫病 戦い」。
悪魔は、たいした防衛網もないかつて人の住めなかった地球を占領してしまった。
みるも恐ろしい大洪水のとき砂の上で
他の海で怪物が見つけられ
神聖な場所の近くで
サボイはチューリンを奴隷にするだろう
諸世紀5-88
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「かつてみるも恐ろしい大洪水のとき (その洪水は中止された)砂の上で 他の海で怪物(悪魔的未来人)が見つけられ 神聖な場所(聖なる地球)の近くで サボイ(悪魔)はチューリン(地球人)を奴隷にするだろう」。
以下は、すべて悪魔的未来人の預言である。
五人の異人が寺院に入る
彼らの血が大地を冒涜するだろう
人にはきわめて厳しいみせしめとなろう
法を一掃しにやってくる男がもたらす怒り
諸世紀 3−45
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
多くの人が島流しに合い
のどに二本の歯を生み
飢えで死に 木々は食べられ
新しく迎えた王はかれらのために 新しい法をつくるだろう
諸世紀2−7
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
いやな奴が入ってくる 不愉快 不名誉
メソポタミアを支配する暴君
友はことごとく姦婦より成り
恐るべき土地 見通しはまっ暗
諸世紀 8−70
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
みよ!なんと激しく おお なんとあわれな
多くの人々のあいだに
友情はみじんもなく
狼たちがかしこく走りまわるだろう
諸世紀 番外詩
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
きつねが選ばれ 何もいうことなく
大麦のパンを食べて 公然と神聖になり
とつぜん制圧され
偉大なる人ののどに足を置き
諸世紀 8−41
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
自由は復活することなく
黒いものに占領され 残忍で悪いやつ
橋をかける仕事が終わったとき
ヒスターに対し イタリア共和国は怒るだろう
諸世紀5−29
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
しばしのあいだ油断のならない獣が立ちあがり
低きから 高き地位にすばやくのぼり
忠実さなく すみやかに
彼はベロナの政権をとるだろう
諸世紀1−12
「ノ ストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
皇帝がイタリアの近くで誕生するだろう
彼は帝国に高い儀性を払わせるだろう
人びとは彼が手を結ぶ連中を見ているだろう
あいつは君主というよりも屠殺者だと
諸世紀1−60
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
大いなるタタールと黒海の彼方から
ひとりの王が登場 フランスを見に来るだろう
アラニア アルメニアを越え
ビザンチウムに血まみれの鞭を置く
諸世紀5−54
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
北極の人びとが手をつなぐとき
東洋に大いなる不安と恐怖が生まれよう
新しい人物が選ばれる 震える偉人に支持されて
ロードス ビザンチウムは異教の血で汚されよう
諸世紀6−21
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
筋違いの人間が立派な王国の主になる
思いやりに欠けるばかりか 幸せとはもっと無縁な男
生まれた床から這いでたばかりの者に支配され
王国は大難の運命へと一気に転落する
諸世紀6−67
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
ノストラダムスは、我々の未来をすべて知っていた。「皇帝がイタリア」は、ナポレオン(第一の反キリスト)の預言になっており、「ヒスター」は、ヒトラー(第ニの反キリスト)の預言になっているのも事実である。
しかしそれらの詩にも、ノストラダムスは、第三の反キリストである悪魔的未来人の意味も込めたのである。
火星のリテス 元老院は名声たかく
夜にフランスは困難を起こし
クロイソスの星占い(grand Croesus l'Horoscope)は予言する
土星により彼の力は落ちるということを
諸世紀7−43
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「クロイソス(グランドクロス grand cross)の星占い(ホロスコープ)は予言する 土星(サタン)により彼(地球人)の力は落ちるということを」。
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